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Ceramill(CAD/CAM)システムについて
歯科技工士の市毛です😄
本日は、Ceramill(CAD/CAM)システムについてお話したいと思います。
昨今、歯科界ではデジタルを活用した歯科診療が日々行われており、
当院でもワンデーセラミック治療や矯正治療など用途に応じてデジタルを活用し臨床では欠かせない存在となっております。
そして今回、お話したいのがCeramillシステムについてです。
Ceramillとはアマンギルバッハ社(オーストリア)製で、
主にワンデーセラミック治療で対応出来ないジルコニアBrの症例やインプラント上部構造などの
多数歯にわたる技工物の製作に活用しております。
特にメリットと感じる部分は、何より精度です!!
CAD(デザイン)した物がCAM(ミリングマシン)で正確に削り上げてくれるということ。
簡単そうで意外に難しい技術なのです。
逆にデメリットとしましては、加工(ミリング)に時間が掛かってしまい、どうしてもワンデー(即日)での対応が出来ないということです。
ですが、丁寧にミリングマシンで削り上がったジルコニアセラミック等を歯科技工士の手で調整、色付け(ステイニング)し、
デジタルとアナログを融合させる作業はとても大切だと考えております。
これからも患者様に、安心と安全、そして精度の高いセラミックを提供出来る様に精進して参ります。
寒暖の差が激しい折、お体にくれぐれもお気をつけくださいませ。