2020.09.23
今年も歯科治療水安全施設認定をいただきました。
全ての歯科治療ユニットからは、細菌が全くいないことを検査、当医院の治療水は非常に安全安心であることが証明されました。
当医院では、医院全体の配管にを無害で強力な次亜塩素酸水を流しております。
コロナウイルスだけでなく、あらゆる感染症対策を強力にブロックする安心安全医療の切り札です。
多くの歯科治療ユニットはその中で細菌やウイルスが大量発生していることが分かっています。
この全配管除菌システム(エコシステム)は、みなさまの治療をするお水や手洗い水、器具の洗浄などに次亜塩素酸濃度20ppm電解機能水という強力な殺菌水を流して行く仕組みとなっています。
歯を削る時、歯石を取るとき、外科処置をするとき、お口の中を洗浄するとき、術前術後に手洗いをするとき、常に常時殺菌しながら治療ができます。
歯石を取ったり、外科処置などの歯科治療中には、高い確率で菌血症(細菌が体内に侵入してしまうこと)が起きております。これを防ぐために殺菌しながらの治療が必要なわけです。
また、歯科治療中には、水が細かく飛んでエアゾルと言われる浮遊物が発生します。特にウイルスに対しては20ppm次亜塩素酸水は瞬時に無毒化しますので、このエアゾル対策としても非常に有効とされています。
患者様に対する安心安全の提供だけでなく、私たち医療従事者も、このエコシステムのおかげで、歯科治療を安心して行うことができています。
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2020.05.06
医療法人H&S 院長の菊池です。
緊急事態宣言下での当院の対応につきまして、ご説明させていただきます。
ご承知のように、茨城県は、全国に緊急事態宣言が出された際に、特定警戒が必要な地域として、特に重点的に感染拡大を防ぐ必要があるという地域に選定されております。
このなかで、「不要不急な外出を控える」ことといわゆる「3密を避ける」ことを求められております。
歯科医療に関しましては、正式に診療を控えるような通達はなく、
一部では、「不要不急な歯科治療は先延ばしにする」という意見もありますが、各診療所の判断に任されているのが実状です。
歯科医院は特に非常に感染リスクが高いという意見もあります。
命に関わらない治療は後回しにしたいという方もいらっしゃいます。
しかし、私たちはこのように考えております。
○日常から感染予防に本気で取り組んでいる歯科医院にとっては、コロナウイルスにも対応可能。(もちろん油断はできません。)
○歯科治療を途中で中断したり、先延ばしにすることは、疾病を重症化させてしまう。
○義歯があたる、壊れた、歯が痛い、噛めないなど、ストレス下では特に口腔内のトラブルを多く抱える方が増加する傾向がある。
○感染のリスクは、実は患者さんに感染させることではなく、歯科医療従事者が患者さんから移されることが多い。
○院内で治療に用いる水は全て強力な除菌水(次亜塩素酸水)を常時流し続けおり、安心して治療ができる環境にある。
そして、何よりも、
「適切な治療と必要な口腔ケアを行うこと自体が、コロナ感染予防になる」と信じています。
つまり、歯科の治療には、「不要」「不急」な治療はないと考えております。
そこで、できうる限りの感染予防対策をとりながら、診療を続けていく方針としております。
具体的対策として
もちろん、歯科を受診されるかどいうかは、ご本人の希望に沿って行いますのでご安心ください。
なお、予約の制限をしている都合上、急患の対応には応じきれない場合がありますので
ご了承願います。
詳しくは、電話にてご相談ください。
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2020.05.06
医療法人H&S菊池歯科クリニック院長の菊池です。
今日は皆さんが気になっているコロナウイルス感染症についてのお話をしたいと思います。
コロナウイルス感染予防で一番大切なのは、やはり手洗いになります。
これはもう常識となっていると思いますが、それとは別に意外と皆さんの盲点になっているもう一つのポイントがあるのです。それは口の中のケアになります。
2019年日本大学歯学部の研究報告ですけれども、適切な口腔内のケアをすることで、歯周病菌が低下するとインフルエンザのウイルス量を減少するということが分かっているのです。
これは口腔内のケアを怠ると歯周病を起こす細菌が増えてしまいます。歯周病菌というのはプロテアーゼというタンパク分解酵素を出します。これは口の中の粘膜を破壊してしまうのです。口の中の粘膜というとウイルスが入ってきた時に一番最初の防護壁になる場所です。
ですから、この粘膜が破壊されてしまうと、体内にウイルスが入ってきて繁殖しやすくなってしまいます。これによって少量のウイルスでも感染が引き起こされてしまう可能性が高くなってしまします。
また歯周病菌が発生するプロテアーゼというものを、間違って肺の中に飲み込んでしまうと、肺胞という肺の器官も壊してしまいますの、でさらに肺炎のリスクは高くなってしまいます。
また東京医科歯科大学のグループの研究によると、老人ホームで口腔ケアとインフルエンザの関係を調べてみたところ、実は口腔内のプロである歯科衛生士が口腔内のケアをしたグループは、インフルエンザの発症が1/10に軽減したという報告もあるのです。
このようにインフルエンザを軽減させるということは、似たようなウイルスであるコロナウィルスも軽減させる可能性はとても大きいと思われます。
口の中の歯周病菌というのは血流に乗って全身に巡っていきます。そして糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞などをさらに悪化させる要因になるということは近年分かってきています。
ご承知のように、新型コロナウイルス80%の人は軽傷で済むですが、残りの20%の人が残念ながら悪化すると言われています。
そしてこの悪化する重症化する引き金となるものが、基礎疾患をお持ちの方いう事を皆さんご存知ですよね。その持病の多くが糖尿病、心臓疾患だとか動脈硬化を伴う疾患だと言われています。
先ほどもお話しした通り、歯周病菌というのは全身を流れて糖尿病やこの動脈硬化を悪化する原因の一つにもなりますなので、もともと持病がある方も歯周病が悪化することで、さらにこの糖尿病だとか動脈硬化がかかってしまうということにつながるのです。そこにコロナウイルス感染症が入ってきてしまうと通常であれば軽傷で済むものも、重症化しやすくなります。
若い人も健康な人もウイルスが増殖しないためにも口腔ケアは大切ですし、持病がある方や高齢の方はその持病を悪化させないためにも口腔ケアを怠らないようにしましょう。
もちろんウイルスを体内に入れないように、しっかりと手を洗う、そして歯もしっかり磨くということでコロナウイルス感染症にかからないように、かかったとしても重症化を防ぐように気をつけましょう、
最期になりますが、口腔ケアの強力な助っ人として、タンパク分解型除菌水の使用も大変オススメです。
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2020.01.06
あけましておめでとうございます。
2020年オリンピックイヤーの始まりですね。
私たちは、年始めに半日かけて、キックオフミーティングを毎年行っております。
今年は、それに加えて、ラグビー日本代表のようなワンチームを作ろう!ということで
こんな院長の思いをぶつけるミーティングとしました。
今年、私たちの医院で取り組むテーマと思いの丈を2時間ぐらいぶつけるミーティングでした。
プレゼンつくりで正月が丸々潰れてしまいました(T_T)
自分にとって、スキルアップのテーマではなく、組織つくりのテーマは大の苦手分野なので
自分にとっての大きなチャレンジです。
全員の今年の抱負
それに対する応援メッセージ とても暖かいメッセージがたくさん飛び交いました(^^)/
院長の今年の方針、方向性などなど、疲労困憊ですが、心地よい風が吹いたなーと。
今年も頑張ります。よろしくお願いします。
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2019.10.06
医療法人H&S 菊池歯科 菊池です。
昨日は朝から深夜まで、院内技工士市毛君とインストラクターのもと、ずーーとデジタル技工のトレーニング。
さすがに、2人とも疲労困憊〜。。
ようやくデジタル技工で自分たちがやりたかったことが形になってきました。
患者さんの顔貌写真と模型をデジタルマッチングして
お顔立ちから前歯の正しい位置を決めていく。
上の前歯の位置がかみ合わせを作っていく上でまず一番の基準となります。
これを仮想でシミュレーションしながら、そのまま被せ物に変えていきます。
歯科の世界もデジタルで大きく変わってきています。
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2019.10.06
医療法人H&S 菊池歯科です。
10月になり、制服を一新しました。
ちょっと濃いめ紫とピンク 好きな方を着てOK
今のところ、後ろ姿でスタッフを特定できず、混乱しております。
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2019.10.06
医療法人H&S 菊池歯科の菊池です。
今回のセミナー会場はちょっと遠くまで出張です。
長野県甲府市からローカル線で50分。
鰍沢口到着。
今回は、ここで2日間たっぷりと歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)の操作トレーニング
特訓です。
ここに業界では有名な秋山先生がいらっしゃいます。
セミナーを申し込んでから2年待ちでした。
水郡線そっくりのローカル線を降り立つと、常陸太田よりもさらにローカルな感じの町並み。
歯科用マイクロスコープとは歯科の治療用の顕微鏡のことです。
人間の肉眼で認識できる範囲には限界があり口腔内は狭く十分な光も入らないため今までの歯科治療には勘と経験に頼る部分が多くを占めていました。
マイクロスコープは視野を拡大するだけでなく術野を的確に照らす機能もあるので肉眼では見えなかった部分が見えるようになり、今まで治療が難しかった場所の治療の確実性を上げることができます。
このマイクロスコープは、使いこなすことが本当に難しい。
そして、トレーニングが極めて大変。
今回の講師である秋山先生はこの分野では、世界的に有名な先生で、非常にクローズではありますが
自院でマイクロトレーニングセミナーを開いています。
私も普段からかなりの時間マイクロを使ってはいますが、秋山メソッドといわれる独特の使い方には
まるでかないません。
全くの一から全てトレーニングです。内容が濃すぎてついていくのに大変な2日間でした。
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甲府駅に信玄さんにお会いしました。
甲府駅 今年2回目
鰍沢口ホーム
2日間の特訓の後 なんとか終了できました。
厳しくも優しいコメントをたくさんいただきました。
今でも心に突き刺さっています。
とにかく練習をすることと、プロの歯科医師として恥ずかしくない人間性を持つこと
心にしみます。
また、次のステップを学ぶために、自主トレに励みます。
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2019.08.16
茨城県 常陸太田市 菊池歯科クリニック 菊池です。
相変わらず猛暑のお盆休み札幌へ 涼しい−!
気温25度ということで、朝晩は寒いくらいです。
札幌で、カリエススコーラ(むし歯の学校)というセミナーに参加してきました。
むし歯の成因、診断、予防などを、一から学びましょうというディスカッションスタイルのセミナー
ソクラテススタイルということで、10名程度の少人数で講師を囲みながら、様々な議論を重ねていくということですね。
非常に勉強になりました。
セミナーの朝
久しぶりに母校である北海道大学を散策。
緑が濃くなったし、木々が大きくなったなーという印象。
ここは北大の顔というか、正面入ってすぐの中央ローンという公園です。
今では、芝生の立ち入りも制限されてきましたが、35年前は授業の合間にここでジンギスカン鍋をやったり
非常におおらかな場所でもありました。
クラーク先生に挨拶をして、心機一転頑張ります。
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2019.08.05
茨城県常陸太田市の菊池歯科クリニック 菊池です。
待合室にある本の中でオススメなのが、nico ニコという患者さん説明のための月刊誌があります。
今月の特集は、「歯周病とからだの病気」
脳梗塞、動脈硬化、心筋梗塞、誤嚥性肺炎、糖尿病、早産、低体重児出産
慢性関節リウマチなどなど
歯周病は、実に多くの病気の増悪に関係していることが分かってきました。
「単に歯ぐきから出血する」
だけではなく、結構深刻な問題なのです。
今後の医療で問題となることの一つは、慢性炎症。
その代表格が、歯周病とそれによる菌血症。
元気で長生きのためには、本当にお口のケアはかかせません。
改めて、歯周病退治を目指していく必要がありますね。
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2019.07.25
茨城県常陸太田市 医療法人H&S 菊池歯科クリニック 院長菊池です。
いよいよ梅雨が明けて、夏本番。熱中症対策が必要な感じの暑さとなりましたね。
本日は、学校歯科医を担当しております世矢中学校で、学校保健安全委員会があり、
「徹底解剖!初期むし歯」
というタイトルで、短時間ではありますが講話をする機会をいただきました。
初期むし歯は、可逆的な状態なので、きれいな状態にしてフッ素を活用すると
再石灰化して行く可能性があることなど
普段、中学生のご両親に知っておいて欲しいと思っていることをストレートにお話しすることができたと思います。
中学校でも、熱中症対策が大変だと言うことを改めて知りました。
確実に、地球温暖化は進行している感じですね。
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