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フッ素洗口について②

こんにちは。衛生士の渡部です。

 

 

前回のブログでフッ素の役割についてお話しましたが次に口腔機能のお話です。

 

 

 

現代のお子さんは「口腔機能発達不全症」が多く見られます。

これは【食べる】【話す】【呼吸する】といった機能が正常に獲得できていない状態のことです。

よく口がポカンと開いているお子さんや
食べるのが遅いお子さんを見かけませんか?

これらがまさに口の周りの筋力が低下した状態なのです。

 

 

食事が遅いのは、いくつかの要因で嚥下
(飲み込むこと)の成長を阻害してしまっているからです。

 

 

この状態が続くと口呼吸になってしまいます。
口呼吸だと細菌やウィルスも直接口から侵入しやすなりますし、お口の中が乾燥しやすくなり、虫歯にもなりやすい環境になってしまうのです。

 

また、嚥下障害で食事中にむせてしまったり
しっかり噛まずに食べられるものを好むようになってしまいます。

 

 

 

その結果、栄養の偏りにも繋がってしまうのです。

 

 

 

その予防策として、口の周りの筋力を高めるトレーニングが必要になります。
そのトレーニングとして効果的なのが
ブクブクうがい“です。

 

ただうがいをするのではなく
口の周りの筋力を意識して使うことが大切です。

 

これがお子様の虫歯予防と成長に繋がるのです!

フッ素といっても色々種類があります。
当院でも数種類ご用意してあります。

気になった際はお気軽にスタッフに聞いて下さいね♪