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即時荷重研究会 症例発表

 

即時荷重研究会という勉強会で発表する機会を頂きました。

4Sコンセプトというインプラント治療コンセプトを実践する勉強会です。

4Sコンセプトとは林が提唱するShort(短期間治療)、Simple(シンプル)、Small(最小限)、Safe(安全)を基本とした、4つの「S」からなる患者目線のやさしいインプラント治療。
インプラント治療で骨増生や軟組織移植を行うと、その治療期間中において患者は社会生活や食生活にさまざまなストレスを感じ、QOLが低下することになる。4Sコンセプトでは、治療期間を短く低侵襲とするために骨増生や軟組織移植を前提とせずに、インプラント埋入処置と同時の即時プロビジョナリゼーションを行うことを第一目標として、治療期間中の患者のQOLの低下を防ぐことができる。  (クイントゲートからの抜粋)

 

本当にシンプルにそして短期間で、安全に、最小限の治療介入で そして何より結果を出す。

これが言うのはたやすいけれど、行うのは難しい。

治療前の精密な診査診断

適切な治療計画

治療中の細かい配慮 チェック

インプラントへの深い知識と理解

患者さんへの適切な注意点

そして何よりも、通常のインプラント埋入よりもはるかに精度の高い埋入技術

これは、かなりトレーニングが必要です。

この1年間、年間アドバンスコース、ライブオペコース、実習コースと、実質2週間以上

インストラクターのもと、かなりの量と質のトレーニングを積んできました。

ようやくその成果を症例発表という形で示すことができました。

シンプルなケースでしたが、受講者からは大変好評でしたのでひと安心できました。

 

今回の症例の患者さんからは、「今まで何回かインプラントやったけど、前回までのインプラント治療と違って、今回は腫れも痛みもなく、抜いたその日に仮歯が入って良かった。何ともなかった。」と真顔で言われてしまいます。

自分がインプラント治療を受けるなら、従来の術式よりもこのコンセプトができる先生にお願いしたいと

つくづく思います。

 

今後も暫くひたすら研鑽に励みます。