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愛保育園の健診とフッ素塗布

常陸太田 医療法人Happy & Smile 菊池です。

本日は朝9時から、学校医をしている愛保育園の健診でした。

0歳児から5歳児まで130名ほどの園児の健診。

本当にかわいい子どもたちから、たくさんのパワーを頂けます。

1歳ぐらいまでは、誰かが泣いてしまうと、その後何人も泣いてしまう。

怖いけれど、がんばってお口あーんしてくれる子供もいる。

 

3歳ぐらいからは、「お願いしまう!」「お願いします!」「ありがとうございましゅた!」

「はい!がんばりましたね!」

なんとも微笑ましく、いつも楽しく健診させていただいています。

クラスの最初の児童がいい感じで始まると、そのクラスは最後までいい流れで、みんな笑顔で終わっていきます。

保育園の園長先生、看護師、担任の先生方の献身的な協力があってスムーズに健診が進むことに改めて感謝しています。

 

健診が終わる頃には、目と腰がショボショボになりますが、子供たちからのパワーをもらって、すっきりできますね。本当にありがたいことです。

 

検診後に毎回感じるのですが、虫歯の子供が本当に減ってきています。

まれに家庭の事情からか虫歯がたくさんできてしまう子がいらっしゃるようですが、本当に虫歯は減っています。

しかし、統計的に見ると、思春期に入り、中学生以降になると、虫歯が急増していく状況です。むし歯予防の肝は、食生活とフッ素の利用、特にフッ素洗口が大切ということになります。

いよいよ愛保育園でも昼食後のブラッシング後に、フッ素洗口が始まります。

担当の先生方と今後の進め方や注意点について、様々打合せをさせていただきました。

 

理想的には、ご家庭でもフッ素洗口を強くお勧めします。

できれば、お子様だけではなく、ご両親が手本となってフッ素洗口して、家族ぐるみでフッ素を習慣化し、家族全員でカリエスフリーになっていただきたいです。

 

私のクリニックでは、20年前から小児のむし歯予防クラブ「カムカムクラブ」があり、入会者には、フッ素洗口セットを全員にお渡ししてきました。

ただ、なかなか家族全員でフッ素を習慣化するまでには至らず、虫歯ができてしまう子もいました。

改めて、今月からカムカムクラブの内容をバージョンアップして、より積極的にフッ素洗口をご家庭でお勧めして、お子様がフッ素洗口を習慣化していくことを目指しています。

 

今後、フッ素に関する情報を提供していくことにします。

皆様も是非ご活用ください。

 

医療法人H&S菊池歯科クリニック

院長 菊池健志