症例紹介

30代男性_右上前歯が折れた_唇側転位

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  • afterafter
年齢 30代
性別 男性
治療内容

以前より右上1が唇側転位しており、破折により保存不可の状態でした。インプラント抜歯と同時に仮歯を入れて、歯肉の成熟を待ち、約7ヶ月後に最終セットとなりました。
通常では3ヶ月程度で終了になることが多いのですが、左右の歯肉の高さが大分異なっていたため、歯肉が揃うまで時間がかかります。

治療期間・回数 7ヶ月 手術1回 月に一度経過観察 その後印象⇒最終仮歯セット⇒最終セット
費用 税込55万円
治療のデメリット・注意点

この写真はセット当日なのでまだ歯肉が馴染んでおらず、少しぷくっとしています。数週間でもっときれいな歯肉に形が馴染んでいきます。
治療のデメリット・注意点
●術後の注意点*************************
手術後約1ヶ月間は、仮歯に力がかかりすぎないように食事には注意して頂きました。
仮歯期間中も審美的には特に不自由なくすごされたと思います。
●治療のデメリット*************************
インプラントは完全に自費治療となります。さらに、術後保証を希望される場合は、外部インプラント保証会社との契約を結んで頂き、万が一、今後問題のあった場合は、10年保証ということで対応させて頂いております。
インプラント保証については別途保証会社への契約と費用が発生します。

治療詳細

  • 治療前

    右上1が唇側に位置しており、歯肉の高さが左右かなり違っています。
    歯が折れた状態で初診で来られました。

  • 裏側の状態

    右上1は内部までう蝕のため、保存は無理な状態でした。

  • 術前デンタルレントゲン

    深部までむし歯は広がっている様子がわかります。

  • 手術当日

    右上1を抜歯後、インプラント埋入し、初期固定が十分にとれたため、仮歯を製作してセットしたところです。
    このような抜歯即時荷重ケースの場合、痛みや腫れはほとんどなく、翌日から通常通りの生活ができることが多いです。

  • 仮歯

    手術当日その場で仮歯を作って調整しているところです。インプラントにネジ止め式のプロビジョナルレストレーションとなります。

  • 7ヶ月後の状態

    左右の歯肉が揃うまで、十分に待機時間をおきました。その間は仮歯の状態を調整しながら経過観察を行います。特に生活に支障がない状態です。右上1は唇側のボリュームが減ってきていますが、正面からは左右対称に近づいています。

  • セット直後

    今後右上1の歯肉はさらに成熟して、スッキリとしていくことが予想されます。

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