症例紹介

70才男性_下の入れ歯が動いて噛めない!下顎オールオンフォーで固定性ブリッジ

  • beforebefore
  • afterafter
年齢 70代
性別 男性
治療内容

●上顎は総義歯。
●下顎はオールオンフォーで固定性ブリッジで咬合を安定化。
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●主訴
上の入れ歯が何度も壊れる。先週かかりつけ医で修理したがすぐに壊れてしまい、食事に困る。
下の入れ歯も動いてしまい、かみ切れない。
●口腔内状況
上の歯は全体に動揺が激しく、歯根破折もあり、全体に残せない状況でした。
また、前歯部のかぶせ物が長すぎて、口元が閉じれない状況でした。
下の顎は、顎提の状況は悪くはないのですが、何でもしっかりと噛みしめたい!という患者さまの強い思いを叶えるために、All on 4 (オールオンフォー)で4本インプラントを入れて全部連結の固定性ブリッジとすることになりました。
●まず、上下歯を抜いて、上下総義歯を製作します。かみ合わせが安定して前歯の長さや位置が決まってきた後、下顎にインプラントを入れていきます。およそ2ヶ月後に印象を行い、下顎には仮歯を入れて様子を見ます。
順調に治療が進み、手術してからおよそ3ヶ月後に最終ブリッジをセットすることができました。

治療期間・回数 およそ10回 約5ヶ月間
費用 総額250万円(税別)
治療のデメリット・注意点

●術後の注意点*************************
手術後約1ヶ月間は、仮歯に力がかかりすぎないように食事には注意して頂きました。
仮歯期間中も審美的には特に不自由なくすごされたと思います。
●治療のデメリット*************************
インプラントは完全に自費治療となります。さらに、術後保証を希望される場合は、外部インプラント保証会社との契約を結んで頂き、万が一、今後問題のあった場合は、10年保証ということで対応させて頂いております。
インプラント保証については別途保証会社への契約と費用が発生します。

治療詳細

  • 初診時のレントゲンと歯周検査

    全体にグラグラ動揺しており、左上1は歯根破折して排膿している状態です。
    大変残念ですが、すべての歯を抜いて総義歯にすることになります。
    右上の2本は入れ歯の安定のために歯根だけ残しておくことにしました。

  • 術前術後のパノラマレントゲン比較

    上顎のほとんどの歯を抜歯して、上下総義歯へ変更し、その後、下顎に4本のインプラントブリッジを入れていきます。
    70才でお元気な方でしたので、4本の手術を1回で行いましたが、無事元気に帰られて、痛みや腫れも無かったとのことでした。

  • 印象後の模型とブリッジ

    インプラント本体に対して、上部構造物をネジ止めして安定させます。
    かなりの印象精度が求められます。
    ジルコニアブリッジですが、歯肉部分はピンク着色を施してあります。

  • 口腔内写真の術前術後比較

    下顎はびくともしませんので、かみ合わせはは大変安定しています。
    また、非常に歯ブラシに気を遣っていらっしゃるため、いつも清掃状態は良好で安心してメンテナンスに移行できます。

  • 術前術後の口元の変化

    右上に残した残根の影響で上の入れ歯のピンク部分が少し見えています。
    食事が美味しい!と大変喜ばれています。

  • 患者さまの声(個人の感想です)

    外食時、急にむせて咳き込み
    友達との会話時に下の入れ歯が飛び出すのでは?
    などの不安もあり、楽しく会話や食事が取れなかったような感じがしていました。
    インプラント治療により不安が無くなり、安心して会話や食事が楽しくできるようになりました。

  • 患者さまの声(個人の感想です)

    下の歯をすべて無くして、入れ歯をかぶせていました。上歯は8本くらい残っていましたが、ぐらつく歯もあり、食事中、下の入れ歯がはずれたり、上の歯も硬い物を噛む時、何本か痛みもありました。
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    治療後の変化は?
    友達との会話にも不安が無くなり、大きく口を開いて笑顔で答えられる自身を取り戻しました。
    妻との外食や会話にも楽しく毎日が過ごせるようになりました。

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